キューガーデンズ


Royal Botanic Gardens, Kew
Jardins botaniques royaux de Kew
キュー・ガーデンズ (Kew Gardens) は、イギリスの首都ロンドン南西部のキューにある王立植物園。キュー植物園などとも呼ばれる。1759年に宮殿併設の庭園として始まり、今では世界で最も有名な植物園として膨大な資料を有している。アフリカ・熱帯アジア・オーストララシアといった地域のものを中心に世界中で採取された種子植物の標本700万点
植物園はロンドンの中心部から南西に位置するリッチモンドとキューの中間に設けられている。いまや公園ではなく、大規模な研究施設。

キュー王立植物園出版物
古くからカーティス・ボタニカル・マガジンを出版している。
『熱帯東アフリカの植物誌』(英: Flora of Tropical East Africa) を編纂
ウガンダ・ケニア・タンザニア3カ国の植生を網羅した事業
キューロイヤルボタニックガーデンズの歴史はテュークスベリーのケープル卿が集め作った熱帯植物の庭が始まり。
  その後この庭はジョージ2世の長男フレデリック皇太子の未亡人であるオーガスタ妃によって拡張され、ウィリアム・チェンバーズの設計による建築物が何棟か建てられた。そのうちの1つである1761年建造の中国のパゴダは今日も残されている。
※(注釈)オーガスタ・オブ・サクス=ゴータ公国
ドイツ名はアウグスタ・フォン・ザクセン=ゴータ=アルテンブルク(Augusta von Sachsen-Gotha-Altenburg)。
イギリス王ジョージ2世の長男フレデリック・ルイス王太子(プリンス・オブ・ウェールズ)の妃(プリンセス・オブ・ウェールズ)、ジョージ3世の母。 父はザクセン=ゴータ=アルテンブルク公フリードリヒ2世[1]、母はアンハルト=ツェルプスト侯カール・ヴィルヘルムの娘マグダレーナ・アウグスタ。夫フレデリック・ルイスとの間に5男4女をもうけた。

ジョージ3世はウィリアム・エイトンやサー・ジョゼフ・バンクスに命じてさらに庭園の植物を豊かなものにさせた。
※ハノーヴァー家第3代目のイギリス国王。1800年12月31日まではグレートブリテン国王兼アイルランド国王であり、1801年1月1日に両国が合同してから崩御するまでは、グレートブリテン及びアイルランド連合王国国王。また同時に、神聖ローマ帝国のハノーファー選帝侯でもあり、後にハノーファー王ゲオルク3世 (Georg III)に昇格した。
七年戦争でフランス王国に勝利、アメリカ独立戦争では敗北して13植民地はじめ北米の多くの植民地を失った。
フランス革命時期( Révolution franceaise[1789年7月14日])とナポレオンの帝政時期のフランス王国との戦争に突入、1815年のワーテルローの戦いまで続いた。

The Millennium Seed Bank Partnership (MSBP or MSB)
formerly known as the Millennium Seed Bank (building)Project, is the largest ex situ plant conservation programme in the world coordinated .
他の国際的研究機関とも協力して世界的な植物誌の完成をめざす。さらに、種子銀行としてのミレニアム・シード・バンク・プロジェクトを主導する。

イギリス植民地政策とキューガーデン
往時のキュー王立植物園は、世界各地から資源植物(人間生活に必要なものを作ることができるとされた植物)を集め、品種改良などをおこなう場でもあった。改組同年より始まったローランド・ヒルの郵便を利用して、イギリス植民地内の各植物園と情報交換などを行った。そして、育成条件の合致する植民地に移植してプランテーションでの大量生産を図った。以下は移植例。
中国産の茶をインドのダージリン地方やスリランカへ
アマゾン川流域産の天然ゴムをマレー半島へ
ポリネシア産のパンノキを西インド諸島へ
•マラリアの特効薬キニーネ(キナの樹皮)をペルーからインドへ

キューガーデンと日本の桜
植物園には、1980年(昭和55年)に公益財団法人日本花の会(こうえきざいだんほうじん にほんはなのかい、東京都港区赤坂二丁目のコマツビル内に事務局)から贈られた松前系 の八重桜53本が植樹されている 。また1993年(平成5年)には、多くの松前系の八重桜を生み出した浅利政俊から58品種の桜がウィンザー大公園と共に贈られて植樹され、このうち56品種が活着している。そしてキューガーデンやウィンザー大公園が起点となって、これらの桜がイギリス各地に広まっている。これらの品種のうちベニユタカ(紅豊)やリュウウンインベニヤエザクラ(龍雲院紅八重桜)など19品種は王立園芸協会のガーデン・メリット賞に選ばれている[3][4]。

主な施設(主要施設)
Alpine House
Evolution House
Herbarium
Japanese Gateway
キュー宮殿
Marianne North Gallery
Minka house
Museum
Nash Conservatory
Orangery
Pagoda
Princess of Wales Conservatory
Queen Charlotte's Cottage
Temperate House
Treetop walkway (高さ18m)
Water Lily House
植物園自然保護国際機構
(キューガーデン内に本部がある非営利団体)
GROSS.MAX
(キューガーデンのリ・デザインの造園コンサルタント)

王立園芸協会
目的: ガーデニングおよび園芸の振興
種類: 認定慈善団体
設立: 1804年
王立園芸協会(おうりつえんげいきょうかい、Royal Horticultural Society、略称 RHS )は、1804年に イギリス 、 ロンドン において設立されたロンドン園芸協会( Horticultural Society of London[HSR] )を前身とする 学会 。
●チェルシー・フラワー・ショー(RHS Chelsea Flower Show)とは、イギリス、王立園芸協会(RHS)が主催し、毎年5月にチェルシーで開催されるガーデン・ショー。グレート・スプリング・ショー(the Great Spring Show)の正式名称でも知られる[1]。
チェルシー・フラワー・ショーのハイライトは、有名な園芸家によってデザインされた前衛的なショー・ガーデンである。
概要
最初のグレート・スプリング・ショーは1862年、ケンジントンのRHSガーデン[2]で開催された。1913年からチェルシーのチェルシー王立病院に会場が移された。
1937年、ジョージ6世と王妃エリザベスの戴冠年を記念し、すばらしい帝国展が開催された。
アカシア属がオーストラリアから黄色い花の、
マツがカナダから、
グラジオラス属が東アフリカから色鮮やかな、
ウチワサボテン亜科がパレスチナからも大きな
持ち込まれた。

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23.March.2022 (Wed 2020年3月23日 水曜日)
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