Adenium(N)

アデニウム
分類(APG III)
界 Kingdom: 植物界 Plantae
Clade : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots
階級なし : キク類 Asterids
階級なし : 真正キク類I Euasterids I
目 Order : リンドウ目 Gentianales
科 Family: キョウチクトウ科 Apocynaceae
亜科 Subfamily:
   キョウチクトウ亜科 Apocynoideae
連 Tribe: Nerieae
属 Genus: アデニウム属 Adenium

アデニウム属 (Adenium) はアフリカとアラビア半島が原産地の、キョウチクトウ科の常緑低木からなる属(アデニウムの花)。

栽培と利用[編集]
アデニウム属の中でも、アデニウム・オベサム(英語: Adenium obesum)は砂漠の薔薇と呼ばれ、温帯地域で観葉植物として栽培されており、数多くの交配種が開発されている。アデニウムは、その色とりどりの花だけでなく、塊根植物としても高く評価されており、鉢植えで何年も育てられ盆栽によく使われる。

アデニウム属は濾胞性果実を持ち、二重の冠毛を備えた種子を風に乗せて放出するために裂開する。

種子で育てられた植物は母植物と遺伝的に同一ではないので、栽培品種は一般的に接ぎ木によって繁殖させる。遺伝的に同一の植物は、挿し木によって繁殖させることもできるが、挿し木で育てられた植物は、種子で育てられた植物よりも太い根を発達させるスピードが遅い場合が多い。

アデニウム・ボエフミアヌム
(英語: Adenium boehmianum)、
アデニウム・ムルチフローラム
(英語: Adenium multiflorum)、
アデニウム・オベサム
の樹液には、有毒な強心配糖体が含まれており、アフリカ全土で大物猟のための矢毒として使用されている。

分類
アデニウム属には12種が存在するとされているが、他の著者によって亜種または品種であるとされる場合もある。Plazierが20世紀後半に行った分類では、5つの種が認識された。

'Adenium arabicum' Balf.f. = 'Adenium obesum'
'Adenium boehmianum' Schinz
 - (ナミビア, アンゴラ)
'Adenium multiflorum' Klotzsch.
 - ザンビア南部から南アフリカ
'Adenium obesum' (Forssk.) Roem. & Schult.
 - セネガルからソマリア、アラビア半島に広く分布
'Adenium oleifolium' Stapf
 - 南アフリカ、ボツワナ、ナミビア
'Adenium swazicum' Stapf
  - 南アフリカ東部
パティポ・ジャパン植物図鑑

カテゴリ: キョウチクトウ科盆栽に使われる植物。

脚注[編集][脚注の使い方]執筆の途中です この項目は、植物に関連した植物学に関する書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:植物/Portal:植物)。アデニウムオベスム・アデニウムボエフミアヌム・アデニウムムルチフローラム・